2009年4月26日日曜日

FLY WITH ME 003--

いつかあの人を超えるんだと、思っていた。
挨拶の仕方もまだわからず、目上の人間とは、差し向かって大して喋る事も無い。
面接の延長? かばん持ちで付いて周り、ペースがつかめず、愛想笑いばかりして間をつなぎ、肩が凝る。
こんなんで、いつか飛び立てるか? 泥のように眠る毎日、張り詰めて、幼気な緊張しぃ。付いていけるか、置いていかれるのか。成長がみえない、手応えが全く無い。あの人は、いつだって前を歩く。経験は、確かにものを言うだろう。でも、それだけではない、何か。
above the fold、スッキリとまとまることは、望まれていることなのか? 収まったまんまでいないこと。殻を打ち破り、枠からもはみ出せ。でなきゃ、抜き去ることは、叶わない。越えるための、偏西風に乗れ。
気流が読めるか? それからは、カンひとつ。前に出ろ。自分を前面に押し出す、ポジティブ・プレゼンテーション。アイスブレイクなんて待たない。自分を鼓舞して、拳を突き上げろ。
強気になって並んだら、あとは引き下がれないだろ? 忙しく、回り始めた。あの人を超えるため、気流を掴んだ途端、追い風を感じた。