2009年5月26日火曜日

FLY WITH ME 010--

颯爽と通り抜ける、華麗なる美女群。
痛快ウキウキ通りが色めきたつ。
しなしなと歩く、ヒツジたちをよそに、今を駆け抜けるようなサーバル。
たなびく黒髪、栗色、亜麻色の揺らめきも。待ち焦がれる、重力が拡散するシーズン。そうして、夏が来た! 
グリーンの日よけから木漏れ日、街路樹が喜ぶように喝采のダンス。
心躍らせる、ヒラヒラの短い丈が幾重にも重なる小さな上り坂は、眩しい太陽をはねかえす早熟なパワーを再充填。ビーナス通りから、ミハス坂までを埋め尽くす。見えそうで見えない、危なげな恥じらいを隠して。
やがて、オアシスのような潤いを満たす、女神たちが目覚める。むきだしの若さも、艶やかな体躯も兼ね備えた、刹那ときめく、きらめきもはらんで、いま、恋をする、夢に向かう、ひたむきに、感情的に、したたかにも、信じてる、囚われない、……決して、負けない! 
坂を上りきったら、遥かに見えるビーチまで。
夏空に、女神たちのカーニバルは止まらない。